勉強会のテーマを決めるまでの2通りのアプローチ

分岐、のイメージ

前回に引き続きまたしても、勉強会主催者にむけたエントリをせっせと書いています、主宰の小室です。きっとどなたかの得にはなるはずと自分に言い聞かせながら書いています。

 

さて、ナレッジコモンズでは、勉強会のテーマを決めるのに2つのアプローチがあります。今回はそれをご説明したいと思います。どっちの道も面白いです。

 

1.「自分が知りたいこと」をテーマに据える。

例えばアナタが、仕事上で製薬業界との商談機会が増えたと仮定します。その業界との取引を増やすために、相手である「製薬業界にいる方々」が、どういうビジネスの構造の中で、どういうことをゴールに、どんな仕事をしていて、その中でもステークスホルダーはどういう振る舞いをしているのか、を、知ることが必須になってきます。孫子の兵法でいうところの「敵を知る」ことですね。

それらについて詳しいのは誰か?当然、業界の中の人です。中の人にたどり着き、その方に業界の話を聴く時、「同じようなことを思う方は自分だけじゃないだろう」と思った時、私は相手の方に「講師としてお話いただけますか?」とお願いします。

言い換えると、一番の聴講者が自分である宣言するのです。そういう自発的な願望に端を発する講師依頼は、だいたいのケースでご快諾いただいてます。打率は6~7割でしょうかね。

 

参考:なかの人へのたどり着き方

いろんなモノの本にもよく書いてありますが、とにかく「こういう分野の方にお会いしたい」と、周囲に「声に出して」言い続けることです。これホント。そうしていると、実際に言い続けた方はわかってくれると思うのですが、いつか誰かが、適切な方を、紹介してくれます。

もちろん「この人にあの方を紹介しても大丈夫」という安心があってのことですけどね。

 

2.「面白い方」にテーマを出してもらう。

たとえば、どこかのカンファレンスで隣に座った方が、とてもとても興味深い分野の話をしてくれたとします。またたとえば、昔から知っている飲み友達が、ある特定分野に精通していたとします。そういう「面白い方」に、その方が一番本領発揮できる分野の話をしていただきたい、と頼んでみましょう。

その方が外向的か内向的かにももちろんよりますが、コンテンツとしては非常に面白いものが出来上がります。なにせ「その方自身」が面白いんですから、その方のキャラクターを、勉強会・プレゼンテーションという枠組みに落としこんでいただくだけで充分なんです。

鶏が先か卵が先か、のような話ですが、面白い方が面白いプレゼンを生み出すのか、面白いテーマが面白いプレゼンになるのか、いずれにしても、プレゼンするのは人です。その方自身が面白ければ勉強会はだいたい成功します。

 

補足:テーマ設定時に主催が注意すべきこと

テーマ設定においては、その分野を主催者自身が「ネットでググって出てくる情報」までは掘り下げたうえで、「こういうシナリオで、こういうゴールを目指して、お話をお伺いしたい」と講師に依頼する必要がある、と、肝に銘じています。

講師から面白い話をズバッと引き出すためには、「呼び水」を投げかけるのが効果的であると、ファシリテーションしながら常々考えているからです。

 

ちなみにですが、1の「自分が知りたいこと」がキッカケとなった会は業界研究が多く、2の「面白い方」はリテラシー系の会が多いです。

といっても、業界に詳しい方はもれなく面白い方々ばかりで、つまるところ講師をお引き受けいただく方々ってすべからく魅力的な方々なんですよね。

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