勉強会は”参加者の発言”を引き出すことで満足度が高くなる。

引き出すと引き出しをかけてみた

以下、タイトルの補足が続きます。主宰の小室です。

 

ナレッジコモンズでは勉強会の満足度を高めるための施策として「参加者全員になんらかの発言をしていただくこと」を重視して、ファシリテーションをしています。

発言とは具体的には「自己紹介」で、講師からのプレゼンが開始する前に、参加者さんに「どういう仕事をしていて、どういう目的で、何を持ち帰るために参加したか」を、全員から一言頂いています。

これだけのことにも聞こえるかもしれませんが、講師・参加者両方にとって、それぞれ大きなメリットが得られます。

 

1.講師に「今日はどんな方が、何を知りたいと思って来ているのか」を、ブレなく理解してもらえる。

告知文のタイトルや説明の書き方で、参加者のセグメントはある程度コントロール可能ではありますが、告知サイトをSNS等でひろめるにしたがって、いろんなバックボーンの方がエントリーしてきてくれます。

私がいつも使うzusaarは、Facebookやtwitter(とmixi!)のアカウントでのログインが必須なので、どういう方か事前にある程度はわかりますが、それはSNSアカウントにプロフィールを明記している前提が必要で、SNSアカウントでどんな方かが分かるかは感覚値としては3~4割程度で、たいていは分かりません。

こんなプロフィール写真では素性が分からない。
こんなプロフィール写真からは素性を読み取ることはできない。

そのため、プレゼンのまえに「今日は◯◯を知りたくて参加しました」と、参加者さんから直接かつ具体的に教えていただくことで、講師は「こういう方が、こういうことを知りたくて、参加してくれているんだ」と具体的に把握することができ、それにより、参加者さんに見合った言葉を使って話していただいたり、専門的な話に踏み込んでもある程度は大丈夫そうだなとアタリをつけられたりと、講師にとって「安心して具体的な話ができる」プレゼンの場にできます。

 

2.プレゼン中、講師の話題と参加者の興味をつなげることができる。

少人数制の勉強会で自発的に発言をするには、つい遠慮してしまう方が大半ですが、そこをファシリテーターとして(この方は◯◯を仕事にしていると言っていたからこのテーマには一家言あるのでは?)という仮説をたてることができます。

そして「このテーマについて△△さんいかが思われます?」と、参加者さんにバトンをわたすことで、ほとんどの場合で講師とのディスカッション、内容によっては参加者同士でのディスカッションが始まります。

ファシリテーションとはバトンをつなぐこととみつけたり。
ファシリテーションとは話者と話者の間で「興味のバトン」をつなぐこととみつけたり。

その結果、資料に用意してこなかったことや新たな視点を講師が話してくれたり、他の参加者さんがお持ちの知見を披露してくれたりして、プレゼンテーマについて多面的なナレッジを得られるチャンスが増えます。

 

 

私自身も他の勉強会で何らかの発言機会があると「参加した」実感が強く生まれ、それにより記憶に少し強く残り、ふとしたタイミングで「あ、あの時こういう話きいたな」と、勉強会の内容を思い出すことがあります。

 

そういう意味では、今回のタイトルは「参加者のアウトプットを引き出すことで勉強会の満足度は高くなる」というよりも「記憶に残る勉強会にするためには参加者からアウトプットを引き出すことが有用である」と、言い換えた方が良いのかもしれません。

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