「経営者が知っておきたい『おカネにまつわるエトセトラ』 」勉強会レポート

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ナレッジコモンズ2016年のオープニングを飾る勉強会は「経営に関するお金」の話。

「百年コンシェルジュ」という理念を掲げ、法人・個人向けに決算対策、コスト削減、保険の見直しなど「お金に関するコンサルティング事業」で成長を続ける株式会社カスタマーリンクスの副社長、林 大輔さんを講師に迎え、お話を伺いました。

経営者が知っておきたい『おカネにまつわるエトセトラ』 勉強会レポート3

急に出ていくことはあっても、急には貯まらないのがお金・・・ですね。今回は経営者、個人事業主、フリーランスの方が多く、法人向けの生々しいお話はクローズドなディスカッションとなりましたため、ここでは個人向けに、お金を貯めるために知っておきたい3つのことをご紹介したいと思います。

 

1.お金を貯められる人の法則

お金を貯められる人には、意識的であれ、半ば無意識であれ、使い方の法則があるのだそう。

まず、お金を貯められる人の法則はこちら:

  収入額-保険やローン等の毎月必ず出ていく額と貯蓄額=支出額(現実的に使えるお金)

収入に対して、「毎月必ず出ていくお金」と「貯蓄したいお金」を差し引き、それらは「なかったこと」にしてしまいます。

差し引かれた額が現実的に使えるお金となり、その中でやりくりすることを考えます。

 

一方、お金を貯められない人の法則はこちら:

  収入額-支出額=残った分を貯蓄にまわす

要は「あるだけ、思い切りよく使う」タイプ。どんぶり勘定。

当然、貯蓄額は定まらず、貯蓄できない、もしくは赤字になる月もあるかもしれません。「こういう人は相当な自己改革が必要」と林さんは言います。

 

2.あなたの年金、いくらもらえる? -日本一簡単な年金試算法

お金の使い方をいまのうちに改めておかなければいけない理由のひとつに「年金」の問題があります。

ご存じの通り、現在の日本の国民年金保険料は年々増加し、かたや年金受給額は低下という状況にあります。そうなると、老後の生活設計が心配になりますね。

もちろん「いつまで生きるかわからないし…」と今は思うのですが、統計上、60歳前で亡くなる方は全人口の5%にすぎないとのこと。ほとんどの人は統計上、老後の二文字が必ず現実のものとなるのです。

そこで、将来いただけるであろう年金額を計算してみました。林さん曰く「日本一簡単な年金計算法」です。

【計算式とサンプル】以下の式の[]にご自身の値を入れて、計算してみてください。

 国民年金:2万円×[38年 (支払年数)]=76万円

 厚生年金:[450万円 (平均年収)]×[38年 (勤続年数)]×0.55%=94万円

 [76万円]+[94万円]=170万円/年=14.2万/月

 ※上記はあくまで参考値としてです、正確な数値は各人で異なりますこと予めご承知おきください。

ただし、30~40代の皆さんは、将来的にはさらに年金受給額が割り引かれ、7割~8割になる可能性があるとのこと。

さらに税金分も差し引かれますしね…

 

3.これだけは知っておきたい、ファイナンシャルプランのキホン

個人のファイナンシャルプランニングの基本的な考え方として、貯蓄額を次の3つ

  1. 短期(1年以内に支出の可能性あり)
  2. 中期(2~10年の間に支出の可能性あり)
  3. 長期(10~15年くらい後に支出の可能性あり)

にわけて割り振っておくことをお勧めします、とのこと。3つに分けておくことで、必要となる貯蓄の目安も割り出せそうですね。

ただし主観的なファイナンシャルプランは「順調にいった場合」を想定することが多く、万が一そうでない場合(リスクが現実のものとなった時)にどうするか…ということも一応考えておく必要があります。

「万が一」の多くは、自分や家族が重大な病気になった場合、さらには介護状態になった場合が多いのだそうです。日ごろの備えが大事ということがよーくわかります。

経営者が知っておきたい『おカネにまつわるエトセトラ』 勉強会レポート2

 

そう。急に出ていくことはあっても、急には貯まらないのがお金、なんですね。しっかり備えて今も将来も、できる限り豊かな生活を送りたいものです。

※小室注:「経営者が知っておきたい」お金の話は、予告どおりとてもとても「生生しい」話になり、ちょっとここでは公開できないディープな分野にまで掘り下げられましたのでご割愛。「さわりでも聞いてみたい!」という方は、林さんかもしくは主宰の小室までご相談下さい。

経営者が知っておきたい『おカネにまつわるエトセトラ』 勉強会レポート1

 

林さん、どうもありがとうございました!

 

2016/1/20
於:楽器カフェ
講師:株式会社カスタマーリンクス 副社長 林 大輔 氏
(記 山口)

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