「経営のすべてをガンダムで学んだ」勉強会レポート withグラレコ!

スタートから50回を迎えたアニバーサリー企画は、主に経営者から「再来を!」との声が多かった浅川総合会計事務所 代表の 浅川 弘樹 さんに、起業・経営・マネジメントの悩みを、ガンダムのエッセンスから学ぶ、というクリエイティブなテーマでお話しいただきました。

※好評を博しているグラフィックレコーディング、今回も小野さんまたまたご協力いただきました!

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経営とガンダムのカンケイ

経営とガンダムをつながりは、「人は、起業・経営・マネジメントで悩みを抱えている」→「悩みのヒントは、身近な『ガンダム』にあった」→「ガンダムのエッセンスを学んで、明日以降の生活に活かす」ということだそう。

いや、実際はもっとシンプルで、浅川先生が無類のガンダムファンだから! なのかもしれません(笑)。

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起業の機会は急にやってくる!

リアルな起業の実情としては、「起業のタイミングは突然やってくるもの」であり、必然的に「十分な準備はできてはおらず」、でも、「ある程度の自信(根拠のない自信)」はある、という状況がほとんどだそう。

また、「(DeNAのように)スタートアップ時と、今のビジネスとが違ったりする」のもアリ、と浅川さん。走りながら変化に対応し、調整していける柔軟さも、起業家のスキルの重要な部分かもしれません。

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アムロはなぜ急成長を遂げ、強くなれたのか ~3つの要因

ガンダムと言えば、アムロを抜きには語れませんね。まず、アムロについて考察してみましょう。

アムロは、成長を続けながら着実に強くなっていきます。その要因は何だと思いますか?

まずひとつめの要因は、そこにガンダムがあり、それに飛び乗れたこと。千載一遇の機会、これが最も大きな要因でしょう。「ガンダムはパイロットの力量と関係なく、あなたの失敗をカバーし、経験を積ませてくれる保育器のような存在」なのだそう。

ふたつめは、シャアの存在。自分だけだと成長もゆっくりペースになりがちですが、アムロのそばには優秀なライバル「シャア」がいました。要は、トップレベルの環境下で実践を積むことができた、それがアムロの急成長の要因と言えるのです。

そして、ブライトの存在。アムロは、ビギナーズラック的に、たまたまうまくガンダムを操縦できた。それに対しブライトは、アムロに自己効力感を植え付けつつもそれに甘んじさせず、目標を高めつづけ、能力を向上させた。アメとムチ的なブライトの指導があったからこそ、アムロは成長できたのです。

 

キャラクター別マネジメント比較

さて、アムロ以外のキャラクターについても考察してみましょう。今回は、ランバ・ラル、ブライト・ノア、クワトロ・バジーナのお三方についてディスカッションしました。

大きくわけると、ランバ・ラルは部下が成果を出せるように導く、いわゆる「良い上司」タイプ。ブライト・ノア、クワトロ・バジーナは「チームマネジメント」が上手なタイプに分けられると浅川さん。

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ランバ・ラル

まず、あの風貌で35歳の(笑)、風格たっぷりランバ・ラルから。

  • 部下のしあわせを願う
  • 成果に結びつく仕組みをつくる

こんなことが得意だったランバ・ラル。部下と同じ場所で食事をし、談笑する様子が随所に見られたり、「わしの出世は部下達の生活の安定につながる」と、部下を子供のように想う優しさを持ち合わせています。

 

ブライト・ノア

ブライト・ノアは、自らは出撃せずに、チームを動かすタイプ。命令違反を犯したものは、アムロでもガンダムへの搭乗を拒否したように、チームの秩序を維持するための規律を重視します。一方で、意味ある部下からの進言には、積極的に耳を傾けるという行動も特徴的です。アニメの中でも、勘のよいクルーに意見を求めたり、場合によっては、多数決をとったりという場面が見られました。

 

クワトロ・バジーナ

クワトロ・バジーナもチームマネジメントが上手なタイプですが、中間管理職として、フォロワーシップの手腕をいかんなく発揮しています。すなわち、上司と部下の間で組織のために奮闘する「できる」中間管理職、それがクワトロ・バジーナです。クワトロ・バジーナの中間管理職の手腕としては、何と言っても「上司とうまく付き合えること」。しかしながら単に従順な部下、なのではなく、上司をうまくコントロールして、目的を達成してしまいます。

たとえば、

  • 上司からの質問にあえて質問で返し、上司に問題の核心を深く考えさせ、冷静な判断を仰ぐ
  • 単純な質問にならないよう、質問には付加価値を加えてコメントを返す

など。

部下に対しては、「○○についてお手並みを拝見できて嬉しい」などと、他人をほめる/ 評価する姿勢を常にみせ、また、他人の「痛み」を自分の「痛み」と感じるなど共感を示すのも得意。こうした手腕を駆使してチームをひとつにまとめ上げていく様子は、なかなかのものです。

 

今回は、ガンダムの往年のファン、かつ、経営者やミドルマネジメントクラスの男性の方に多数ご参加くださいました。皆さんボーイズに戻り、瞳を輝かせながら、前のめりで浅川先生のトークに耳を傾けていらっしゃいました。

子どものころは「憧れの世界観」、いまは「経営のエッセンスを学ぶ」という楽しみ方ができる。もっと楽しい、ずっと楽しいガンダムなのであります。ナレコモ50回のアニバーサリー企画にふさわしい夜になりました!

 

2016/6/29
於:株式会社D2C
講師: 浅川 弘樹 氏 (ナレッジコモンズでのご登壇歴 2回)
経費の本質を学ぶ(2015/6)
税務調査マーケティングのすすめ(2014/9)
(記 山口)

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