前回の告知が5時間で満席になったタイムリー企画であり、加えて前回参加出来なかった経営者さん数名からのご要望にお応えし、再び小澄 健士郎さんにご登壇いただきました!
テーマは、「ギリギリ間に合う!マイナンバーのイロハを抑え、年末に備える」。小澄さん、2回にわたり本当にどうもありがとうございました!
マイナンバーってなに?
「国民一人ひとりの財産状況を把握するための番号」で、住民票のある人すべてにふられるものなのだそうです。
「日本国民は一体、どのくらい稼いでいるのか?」を把握し社会のインフラとして活用していく、というのが目的とのこと。アメリカや韓国ではすでに導入されているそうです。
将来的には運転免許証や保険証としても使えたり、学生証にもなったり。さらには図書館カードにもなったりと、「身分証明はこれひとつでOK!」というような使い方が可能になる(かも!)、といわれているようです。
個人情報が漏れるなど実害が心配・・・
これが意外というか、あれこれマスコミで言われていますが、「実害はゼロに近い」のだそう。
ただし気をつけなければならないのは「詐欺」や「なりすまし」。マイナンバーはしっかり管理し、うっかり人に伝えないようにしないといけないですね。
副業がバレるのでは!?
住民税の額でわかってしまうケースがあるとのこと。たとえば…同じ年齢で同じ給与、仮に同じ地域に住んでいたとしたら、住民税の額も同じになるはず。住民税の額は会社が知っていますので、ここで額が違うと「何かほかに収入があるのでは?」となります。
ただし同じ年齢で同じ給与、同じ地域に住んでいる同僚ということ自体、あまりないケースですし、その観点からも少額の副収入の場合は問題になりにくいといえるでしょう。
最も効果的な対処法としては、「(不動産収入などがあるため)給与以外の収入の住民税は自分で支払う」という設定にしておくこと。そうすれば副収入の分の住民税は自分で支払うことになりますので、副業が明るみにでる…という心配はなくなりそうです。
さいごに
経営者さん・フリーランスさんにとってはもちろんのこと、会社勤めの方も知っておいて損はない「マイナンバー」のあれこれ。導入してしばらく経ったころ、事例も踏まえてまたお話を伺ってみたいな、などと思いました。
さいごのさいごに、中小企業向けマイナンバー対策ソフトのご紹介
宣伝恐縮ですが、主宰の小室が、AOS社の中小企業向けマイナンバー対策ソフトウェアの取り扱いを開始したそうで、こちらもご覧いただけるとお役に立つかもしれません。
講師の小澄さん、クリエイティビティあふれるスペースをご提供いただきました我楽田工房さん、どうもありがとうございました!