中小企業向けUX改善支援のメソッド確立までのトライアル

中小企業向けUX改善支援の手法を確立すべく、クライアント兼パートナーの社長さんと一緒に、新規事業の提供価値の分析をお手伝いしてきました。

王道のHCDど真ん中ではなくあくまでオレオレUXDなので、いろいろ学んだHCDプロセスを遠慮なくすっとばし、「(ユーザーですらなく)事業者からのヒアリングを通じてのみでも、新ネタの”提供価値”と”体験価値”は、ある程度は導き出せるのでは?それで初期段階では十分なのでは?」という仮説検証でした。

結果、ある程度はいけそうかも。

抽象的な価値に逃げ込みそうなところを踏ん張り、追い込んで、価値の具体的な言語化をきっちり詰めていくと、それはそれで提供価値は見えてくるもんですね。そして、そういう「価値の抽象度のコントロール」は、思考パターンとして慣れてないと難しいようで、これはAIITでの学びが活きたなぁと思い、振り返って関係各位に感謝です。

ちなみに試したワークは(KA法忘れかけてたのもあるけど汗)上位下位関係分析の魔改造ver。

サシで飲み食いしながらのワークで、結局4hかかったけど、結果オーライ。とりあえずは提案書やLPには応用できる言語化までは辿り着けそうです。アドリブだいじ。

にしても、UXD系のワークは2hだとタイトすぎて無理な印象、最低3hは要る印象ですね、平均して。

しっかりまとめたり成果物作ったりするとさらに時間要るけど中小企業に向けてだとそこまでやってたら金も時間も尽き果てます、無理無理。

そして改めて思いますが、クライアントワークでUXDやってる先人各社さんたちの、提案力や成果物ってすごいなぁと思い知ります。すげえっす。

KEEP:広い場所で飲みながらはアリ。
PROBLEM:ちゃんと事前にワークをデザインできていれば、もっと短時間でより深掘りできたので、ちゃんと準備しよう。
あと、出てきた提供価値を次にどう繋げるかをシミュレートするのも大事。
TRY: 言語化できてなかった価値がポロポロ出てきてた。このアプローチでも価値抽出の再現性はありそう、なのでまたやる。KA法やってみる、、、?むーん。

でもあれだな、振り返るとギルドワークスさんの仮説キャンバスや共感マップでも良いのかもしれない。けれど、共感マップはわりとB2Cよりな印象があります、実際のところどうなんでしょうね、ツールや手法はすべからく「使い手次第」ということも言えますが。

#そしてhcdプロセスの学びは続く

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