発注サイドとしてクラウドソーシングを活用するためのいくつかのTIPS

ウルトラマルチタスクな小室です。タスクが重なりすぎて、猫の手も借りたいとはまさにこのこと!とおもうこの頃ですが、みなさんもきっとおんなじ心境ですよね。

で、ディレクションや企画・セールス職において、資料作成は重要ですが、まあなかなかにタフです。誰かにお願いしたい、でも周りも忙しくてどうにもならない、、じゃあ現代風に、クラウドソーシングだ!

ってことで、クラウドソーシングで(NDAに反しない)資料作成のアウトソーシングを幾度か試みまして、おおよそのノウハウをまとめました。

とにかく上流工程の設計が大事。

タスク設計もだいじだけど、それよりも優先して考えるべきは「自身の期待値のコントロール」

なにを依頼する、何は期待しない、をクリアにしないとお互い不幸になる。その上で、タスク設計。なにを依頼するかを、ロジカルに、丁寧に、事細かに。相手とは会って話したりできないので、PPTで資料化して図解してなんぼ。

リクルーティングが命。

ントリーのハードルを下げる(初心者ウエルカム等)とわんさかエントリが集まるので、エントリ文の一言一句から、相手の経歴やインセンティブ、取り組むスタンスを読み取ろうとすれば、絞り込みは容易。

最後は直感。

テキストコミュニケーションは「伝わらない」前提で。

(諸説あれど)メラビアンの法則から演繹すると、メールコミュニケーションはよくもわるくも意図が14倍になる可能性がある。

なので、依頼は事細かにしすぎることはない。ネガティブな言葉は使わない。あととにかく褒める、歯が浮いて入れ歯になるくらいで、やっと伝わるくらい。

ほんのちょっとでも還元する。

そもそも安値で引き受けてくれている案件なので、900円を1000円にして相手が喜んでもらえるなら、それくらいはだしましょうよ、発注者。相場通りの依頼の仕方は相場通りの成果しか得られませんって、だって相手は人間なんですし。

セブンのコーヒーをラージにせずレギュラーにするだけですよ。そもそもクラウドソーシング自体がデフレ創造機なんだし。

一回で元は取るな。

ディレクションに工数がかかるのでおそらく初回はペイしない。ワンショットで依頼するような案件はさておき。

継続して依頼する可能性が高い、そこそこ知的創造性を求める案件に使うのが、一番コスパ高い印象。本当に単純作業は「それ本当に自分がやる必要あんのかな?」という振り返りが必要。

以下はこないだお手伝いいただいたクラウドワーカーさんからの嬉しいコメントバック。恐縮だー。

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