「成長企業の組織設計」勉強会レポート

ブランディングの重要性は分かっていても、自分たちだけでは近すぎて見えなくなってしまう。そんな企業ブランディングについて、コーポレートブランディングや採用ブランディングを専門とする 高瀬ヤスジ 氏に登壇いただき、深いい話をしていただきました(今回のレポートは、山口さんに代わり小野が担当してます)。

「”ブランディング”と一言で言っても、向き合う対象が異なるとアプローチは違います。」という切り口からスタートした今回のナレッジコモンズ。ブランディングの「手法」ではなく「考え方」をお話ししてくれました。

ブランディングとは何か?

マーケティングの観点でブランディングを行うと、応募者によく見てもらおうと着飾ってしまいます。

応募時に抱いていた企業イメージと、働いて行くうちに見えてくる現実のギャップが大きいと、ミスマッチが生まれやすくなってしまう。これはよくないですね。そのため、自分(自社)に向き合うこと、そして、芯をとらえることが大切になってきます。

なぜブランディングが必要なの?

さて、なぜブランディングが必要なのでしょうか?歴史と照らし合わせながら、ブランディングが必要な理由を紐解いていきましょう。

私たちの生活や、技術、考え方は常に変化しています。2018年現在でも働き方を見直そう!という動きが広がり、生活の中にもAirbnbやUberなどシェアリングエコノミーが普及していますよね。

そして、デジタル通貨の普及や、クラウドファンディングでお金を得るといった、お金自体への考え方も変わってきました。

大量生産・大量消費といわれていた時代から、多品種・少量生産といった個人にフォーカスした時代へと、社会の価値観は変化しています。

高瀬さんの見解としては、「次世代の人材が生産を担っていくため、受け入れられるサービスや価値観にフィットしていけるかどうか」が大切とのこと。

未来を描こう!

Vision(理想的な未来の姿)

とはいえ、変化していく未来を描くのは難しいですよね。そこで未来のことはよくわからないから、過去の成功体験や、前例を基準としよう・・・とすると動きは遅くなっていきます。

そんな時に大切になってくるのは、経営者やマネージャーがどれだけ未来を描るか?

根拠を持った未来を予測し、描くこと。そして自社に向き合って芯の通った未来を描くこと。高瀬さんからの事例として、経営者やマネージャーが毎週土曜日に集まり、未来を描くためにディスカッションを重ねてきたというお話も出ました。

Mission(担うべき役割)

次は組織に浸透させるためにはタイミングや、順番も大切になってくるとのことです。

理念を浸透させる際には、経営者やマネージャーなど上流層にいるメンバーたちがまずしっかりと理解すること。会社レベルで何を取り組むかを理解した上で、社員に理念を伝えて行きます。

そしてそれぞれの担うべき役割を果たすために、ディスカッションする場を設定し、話しながらお互いのことや役割を理解していきます。

Value(取り組む姿勢)

常識や、倫理、道徳など、理想的な未来の姿に向けて受け入れられる手段を選ぶ。

ここでも大切になってくるのは、必ず経営者から従業員に落とし込んでいくことです。徹底的に議論をしていき、メンバーへと落としていかないと浸透しづらいとのことです。

採用に向けて

採用では、すでに働いている人たちのメッセージを意識して採用を考える。

育成は、いきいきと働く従業員の姿が大事です。

広報とは働く人の顔が見える、社員一人ひとりが広報マンであるという意識を持つことがポイントとのこと。楽しそうにいきいきと働く人がいると惹きつけられ、自社に興味を持ってくれる。そして採用につながっていくことがあります。

採用、育成、広報がそれぞれの部門ごとで活動することが多いかもしれませんが、横串で考えていくことが大事です。

確かに、あの会社は面白いことやってるよね!という会社は、社員さんたちもいきいきしていて、自分も働いたら楽しいんだろうな?!という気持ちになります。

働く人の口から直接、自社のいいところや、楽しいところを聞けるとぐっと興味を持ちますよね。そのためにもまずは、社内からワクワクする未来を描けることが大切だと感じます。

原田さんからのハーベスティング。

開口一番「意味はわかるけど抽象度が高くて大変だった!」ということが飛び出しました。

「スライドでは抽象的だけど、話はとても具体的」と、原田さんの視点や切り口で、グラフィックレコーディングを活用しながら会の全容を振り返りました。

参加者さんからのコメント

  • マーケティングは外/ブランディングは内、という棲み分けや、広報採用・育成の相関性を学べました。
  • テクノロジ・社会・インフラの大きな流れから、今意識変革していかないと採用できないぞ!というのが一連の流れとして認識できました。
  • 斬新な話の持って行き方で本当に面白かったです!

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